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執筆者の写真kaikoma

晴天続く(登山道情報もあります!)


連休後半もいい天気が続いています。

どこも人であふれていそうですが、ここ七丈小屋はとても静かな時間が流れています。登山の方は毎日いらっしゃいますが、混雑とはほど通り状況です。

麓はすっかり新緑になりました。

麓で遊ぶには最高の季節ですね。

黒戸尾根はこのような新緑の里山がスタートです。

雪解けは進み、昨日入山時は五合目まではアイゼンをつけずに行動できました。ところどころ雪は残っていますが、それほど問題なく行動できると思います。

五合目から上部は凍結箇所が出てきますので、アイゼン等あったほうが安心です。

写真は五合目の屏風岩ですが、すっかり地面が出ています。

七丈小屋から上は完全な雪山です。

アイゼン、ピッケルの装備のない方は、現実的に七丈小屋から上部の登山が不可能です。写真は本日の八合目上の様子ですが、先月の事故のときよりも雪は減っていますが、大きく状況が変わっている訳ではありません。むしろ雪解けが進み、さらにいやらしい状況になっています。午前10時頃には雪が急激に緩み始めますので、日帰り登山者の方はよっぽど朝早く出ないと厳しそうです。この場所の通過、特に下山時は引き続き最大限の注意をしてください。

本日八丁尾根から宿泊予定のお客様から早朝に連絡があり、雪がグズグズで烏帽子岳を越えられそうになく、下山するとの連絡をいただいています。雪解けの時期は思わぬところで行動不能に陥りますので、早め早めの行動を心がけましょう。

本日の山頂です。

相変わらずここの景色は素晴らしいです。

連休以降は北沢峠の小屋もオープンしています。

黒戸尾根を越えて北沢峠に下山する場合は、今の時期は夏道ではなく、直登ルートを使用してください。夏道の下り始めは雪はありませんが、途中で雪の斜面のトラバースがあり、5月3日には滑落事案もあります(幸い自力で復帰できています)。また駒津峰から先は、よほどの事情がない限り、仙水峠を経由して北沢峠に下りることをおすすめします。ここの双児山付近は迷いやすく、やはり5月3日に道迷いでのビバークがあったそうです。北沢峠から黒戸尾根を目指す場合でも、やはり仙水峠〜駒津峰〜直登ルートで登山をしてください。

連休中も安全で楽しい登山をこころがけましょう!


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