11月11日、前日からのヘリに空輸を朝イチで終えることができたので、午後から登山道関係の仕事を兼ねて頂上に行ってきました。
登山道作業の内容ですが、黒戸尾根ではなく北沢峠側の道になります。
摩利支天への分岐から摩利支天側と頂上側に300mほどロープを張っている区間があります。ここは過去に甲斐駒ヶ岳頂上から摩利支天方面に尾根沿いにダイレクトに行こうとして滑落する事故が続き、七丈小屋先代管理人時代に設置したものです。
冬は雪によってダメージを受けやすいので、シーズン後に撤去、シーズン前に設置を行なっています。
北沢峠方面に下山する場合はご注意ください。
黒戸尾根登山道は、このところの暖かさで凍結箇所は少なくなりました。念のためチェーンスパイクなどの滑り止めは携行してください。
またこの先は気象状況により大きく状況が変化します。七丈小屋でもできる限りの情報収集は行いお知らせしますが、皆様もこの先の気象情報をしっかりとチェックしてお出かけください。