空の青さが印象に残る一日です。小屋の裏手から聞こえる黄蓮谷の流れも、日に日に小さく、そして静かになっていきます。冬の訪れにそわそわとして落ち着きません。
太陽が高くなる時間帯は、日差しの暖かさを感じることもありますが、朝晩の冷え込みは相当厳しくなってきました。今朝はマイナス5度くらいです。

北アルプスもバッチリ見えています。この時期にしては槍穂高も積雪が少なめです。
今朝登頂されたお客様の情報によると、日向はほとんど雪がなく、日陰は粉雪の下に氷が隠れている状態でとても嫌らしいとのことでした。
チェーンスパイク、アイゼン等の傾向はもちろんのこと、たとえ短い区間であっても着脱の労力を厭わないことが重要です。
里はまだ秋の香りが残っていますが、そろそろ山は晩秋というのも厳しくなってきました。
体が完全に冬モードにならないこの時期だからこそ、万全の防寒対策でお越しください。
小屋の中はポカポカにしてお待ちしております。
