2月8日の日記です。
本日お昼の気温はマイナス7℃。だいぶ冷え込みが戻ってきました。夜のうちにうっすら粉雪が降り、朝起きてみたら昨日までのトレースもだいぶ吹き溜まって消えていました。今週はじめの水っぽく重たい雪とは打って変わって、少しの風でも軽く舞ってしまうような粉雪です。数日のうちの気温の変化で、こんなにも雪の質が違うものかと改めて実感します。下山時のスリップにも要注意です。
朝は山頂方面もすっきり見えましたが、時折冷たい風が音を立てて吹き上げていました。こんなとき雪かきなどの外作業をしていると、風に飛ばされた軽い雪がピチパチ顔に当たって痛いです。登山時は目出帽も必須ですね。
さて、今日はそんな七丈小屋の雪かきに欠かせない必須アイテムたちを紹介しちゃいます。
左から、ダンプ、パンチャー、角ショベル。雪の量や質によって、これらの道具を使い分けたりしています。あと今日のように細かい粉雪のときは、最後の仕上げにプラほうきなどできれいに剥いて、小屋の前の登山道は出来るだけ歩きやすく保つよう心がけています。
雪かき前↓わかりにくいですが、一番吹き溜まっているところではふくらはぎくらいまで埋まります。時には一晩で長靴まで埋まってしまうときも、、、(><;)
雪かき後↓完璧とは言えませんが、まずまず歩きやすくなりました。それでも雪の下は硬く凍っている箇所もありますので、歩行時は転倒に十分気をつけていただきたいと思います。
風が毎日続くときはこの作業の繰り返しです。これからの時期はこの吹き溜まる雪との根くらべ。
なお小屋上部のテントサイトは冬季もご利用いただけますが、積雪により夏季シーズンよりスペースは限られてきますのでご注意ください。