連日の登山道情報となります。
本日七丈小屋スタッフが日帰りで日向八丁尾根〜甲斐駒ヶ岳〜黒戸尾根の山行を行いました。
日向八丁尾根、鋸岳から続く稜線上ともに登山者の痕跡はありませんでした。
さて、黒戸尾根は年末年始より多くの登山者を迎え、上部のコンディションはかなり良いと言えます。

このようにはっきりとしたトレースとなっています。

核心部も今は安定しています。
ただ気がかりな点があります。
甲斐駒ヶ岳はアルパインクライミングのフィールドでもあります。岩場に向かう分岐点がいくつかありますが、特に赤石沢奥壁への踏み跡に入り込んでしまう登山者が多くなっています。

こちらは八合目御来迎場の先です。
頂上方面は右側のトレースです。左側は赤石沢奥壁に向かうトレースで、危険箇所が多数あります。頂上に向かう登山者の皆さまは、左側のトレースに入らないようにしてください。

また御来迎場のすぐ下には、坊主尾根に行ってしまうトレースがあります。こちらも黒戸尾根下山は左側です。ご注意ください。
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